Tendinopathyについて・・・

Thera-hubスタッフ 金澤整形外科の平峯です!

 

ここ最近(2,3か月ほどTendinopathyにハマっています。笑

 

そこで今回からは少しずつ、

 

皆さんにも共有していこうかと思います。

 

興味のある方は、優しい眼差しで読んで頂けたらと思います。笑

 

Tendinopathyについて、勉強しているのにも関わらず

 

ランニングで、自分がアキレス腱を痛めたことは、

 

ここだけの話です。汗

(やっと治りました・・・)(何事も経験が大事・・・)

(全然治らん)

 

まずは、【Tendinopathy】とは!

 

って、ところからです。

 

Tendinopathy=痛みを伴う腱障害の総称です

 

この中には、炎症や退行化、様々な腱断裂障害も含まれます

 

 

治療は、一時的な緩和ケアが中心となります

理学療法/ブレース固定/ステロイド注射/手術 など)

 

最近では、PRP・幹細胞を使用した再生医療的な治療も行われています

(この辺りに関しては、またの機会にしますね)

 

腱障害を理解する上でまずは、腱細胞自体がどうなっているか

 

というところから簡易的にですが説明していきますね。

 

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→腱組織内の細胞は大きく分けて下記の2つになります。

 

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→腱組織内には非細胞組織と言われる、細胞外マトリックスが存在します

 

これがいわゆる、コラーゲン組織です

 

この辺りの名前とかは、あまり覚えにくいので

 

こんなものがあるよーとかで知ってたらいいと思います。笑

 

ちなみにですが、

 

運動器を構成する組織で多く存在するのが

 

Type1,2,3,4ぐらいで、特に

 

Type1:腱や靭帯、骨など硬度を求められる組織

 

に多く存在します。

 

プロテオグリカンは、コラーゲン線維が変化(変形)

 

する時には、緩衝材としての役割があるため

 

非常に大事です。

 

コーラーゲンもプロテオグリカンもお互いに大事ですね。

 

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しかし、年齢を重ねるにつれて

 

腱組織自体も年を取ります。

 

これが、腱組織の退行化です。

 

退行化すると・・・

 

組織の粘弾性が低下します

 

そのことにより、腱組織の強度も低下してしまい

 

Tendinopathy(腱障害)が起こるとも言われています。

 

今日はここまで!!

 

次回からはもっと深掘りしていきますね!