股関節内側面エコー

Thera-hubスタッフ 金澤整形外科の平峯です!

 

今回は股関節内側組織でもある

 

内転筋群を診ていきたいと思います!!

 

【今回の内容】

・長内転筋

・短内転筋

・大内転筋

・閉鎖神経(前枝・後枝)

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右股関節内側部

 

※エコーを当てるときの肢位は外転・外旋位です

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内転筋群は、表層から

 

長内転筋

短内転筋

大内転筋

 

というような3層構造になっているのが特徴的です

 

黄色い〇は閉鎖神経になります

 

 

閉鎖神経前枝後枝に分かれます

 

長内転筋~短内転筋の間を前枝

短内転筋~大内転筋の間を後枝が走行していき

 

前枝→長内転筋・短内転筋・薄筋・恥骨筋

後枝→大内転筋

 

の神経支配を持っています

 

 

この閉鎖神経も

 

かなりのバリエーションがいくつかありますが、

 

割合として多いのが、上記で示したような走行だそうです

 

そして、この部分を長軸で抽出すると

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このように

 

内転筋群がミルフィーユ状に

 

観察することができます

 

内転筋群は、開排制限にもっとも関わってきますので

 

こういった筋の触り分けをしっかりとできるようになると

 

開排制限も怖くありません笑 

 

きっと。。。

 

 

以上、今回はここまで!!