後脛骨筋・有痛性外脛骨エコー

Thera-hubスタッフ 金澤整形外科の平峯です!

 

前回の流れからいくと、股関節について投稿したかった

 

のですが、エコーを取るタイミングなく

 

フォルダから探しだした画像から内容を共有していきますね

 

ですので、また【足】です笑

 

今回は後脛骨筋付着部と外脛骨についてです!

 

【今回の内容】

・後脛骨筋付着部

・後脛骨筋腱鞘炎

・外脛骨

 

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舟状骨と後脛骨筋の長軸に合わせるようにエコーをあてると

 

このような画像を観察することができます

 

ここでは、後脛骨筋腱の下に存在する

 

バネ靭帯(スプリング靭帯・底側踵舟靭帯)も観察できます

 

後脛骨筋腱炎や偏平足が強い症例では、このバネ靭帯が

 

elongationしてしまい靭帯性の制動ができていないことがほとんどです。

 

後脛骨筋腱炎では下記の画像のように

 

後脛骨筋腱の腱自体が炎症を起こしている場合と

 

骨自体に痛みが出ている場合があります。

 

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骨性の痛みの場合であれば

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このような外脛骨を伴うことがほとんどです。

 

この外脛骨も意外とある人が多いですよね

 

この外脛骨も痛みが出れば【有痛性外脛骨】という診断名がつきます

 

有痛性の外脛骨とはいっても、筋腱付着部なのか筋腱自体なのか

 

外脛骨と舟状骨間の骨性の痛みなのかで変わってきます。

 

この辺りも詳しく精査できるようになればいいのかなと

 

思っています!!

 

ちなみに今日来た、偏平足の男の子は

 

過去一の偏平足でした笑

 

過去一のつま先外向き男でしたね。

 

以上、今回はここまで!!