肘関節エコー

Thera-hubスタッフ 金澤整形外科の平峯です!

 

今回は肘関節エコー、特に【橈骨神経】にフォーカスして

 

お伝えしていこうと思います。

 

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まずは、画像のように肘関節前面からエコーを

 

当てて観察していきます。

 

この腕橈関節付近では橈骨神経浅枝と後骨間神経の分枝が

 

確認することができます。

 

橈骨神経浅枝は回外筋と腕橈骨筋の間を通過し、腕橈骨筋の下を走行します。

 

橈骨神経深枝は分岐後Frohseのアーケードを通り、回外筋内を走行します。

 

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①:腕橈骨筋と上腕筋の間に存在する橈骨神経を観察できます

(橈骨神経 短軸)

 

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②:このレベルでは腕橈骨筋と回外筋の間に存在する橈骨神経が

浅枝と深枝に分岐しているのが観察できます

(橈骨神経 短軸)

 

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③このレベルでは回外筋内を走行する橈骨神経深枝を観察できます。

(橈骨神経 短軸)

 

おまけで・・・・

 

肘関節の脂肪体を!!!

 

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(脂肪体 長軸)

肘関節にも、膝蓋下脂肪体のような脂肪組織が存在します

 

それは、肘頭窩に存在する脂肪組織です

 

この脂肪組織は三頭筋と肘頭窩の間に存在します。

 

三頭筋の収縮にともなって関節窩を出入りするのが

 

この脂肪組織の特徴です

 

三頭筋は関節包を介して、脂肪組織を出し入れ

 

するように働きます。

 

僕も肘はそこまで詳しくないので

 

かなり浅い内容になってしまいすみません。。。

 

また勉強してきます!!笑

 

今回はここまで!!