膝蓋下脂肪体 ~アップデート~
Thera-hubスタッフ 金澤整形外科の平峯です!
だいぶ前に膝蓋下脂肪体についての記事を書いたのを
覚えていますでしょうか??笑
忘れている方はこちらをチェックしてみて下さい↓↓↓
https://vaselinex.hatenablog.com/entry/2021/01/27/191526
先週、足関節の事書いているの忘れて
膝の記事書いてしまいました。汗汗
流れ的に内側靭帯の事書こうと思っていたのですが笑。すみません
膝蓋下脂肪体のアップデート版なので、ぜひ目を通してみて下さい!
少しおさらいもかねて・・・
膝蓋下脂肪体をエコー長軸で観察するとこのようにみえます
膝蓋靭帯の下かつ、関節腔内に存在するのが膝蓋下脂肪体です
脂肪体は膝の屈伸に伴って関節腔内を出たり入ったりします
これをもっとよく、観察してみると
実は、浅層と深層に分けられるということが言われています。
赤線の所が境目になります
浅層と深層の大きな違いは以下の通りです
浅層・・・脂肪小葉が大きく変形しやすい
深層・・・脂肪小葉が小さく変形しにくい
模式図で表すとこんな感じです
厚みの変化率(どれくらい潰れたか)も
浅層が20.6%
深層が1.3%
とかなり違いがあるようです
先ほどの屈伸時の動きでいうと
浅層は潰れないといけない
しかし、深層は潰れにくい分
しっかりと動かないとけいないということになります
なかなか画像だけでは伝わりにくい部分もありますが
エコーが使える方はぜひ
脂肪体の浅層深層での動きの違いを見てみてください
当て方によっても、境目が分かりやすかったり
分かりにくかったりしますので、いろいろな角度から
当てることをおススメします
健常であれば意外とはっきり見えます
それでは今回はここまで!